[お城編] 大阪府・大阪城、和歌山県・和歌山城。

全国統一を成し遂げた豊臣秀吉に築かれた大規模な城郭として有名で、

「大阪の陣」で戦国最後の戦となる激戦が繰り広げられたことでも知られています。

個人的には、この橋から見える大阪城天守閣が好きです。

大阪城の現在の天守閣は、エレベーターがついたりして完全に近代建築となっていますが、

大阪城の凄さはやはり、天下人が作った大規模な城塞としての遺構。

門や櫓など、遺構をいろいろと巡るだけでも1日はかかってしまいます。
日本三名城は大阪城・姫路城・熊本城と言われますが、

どれも天守閣ではなく、城郭全体を見た上での偉大さから選ばれたものだと思われます。

和歌山県和歌山市にある、和歌山城。

大阪城は豊臣秀吉が建てましたが、この和歌山城はその弟・豊臣秀長が築城したので、

大阪城と和歌山城は現在も姉妹城郭としての関係を提携しています。

徳川家康の十男・徳川頼宣が入城したことで、御三家となる紀州徳川家が生まれ、

8代将軍徳川吉宗、14代将軍徳川家茂と、御三家の中で唯一将軍職を生み出した家となりました。

天守閣から見た和歌山市街地の眺め。

和歌山城は虎臥山の頂上に、大天守と小天守とが連結式に建てられ、

姫路城、松山城と並んで日本三大連立式平山城にその名が挙げられています。

和歌山城は大阪の仕事のついでに急いで寄ったお城なので、

あまり十分に写真を撮っていません。

またいずれ、ゆっくりと訪問したいお城の一つです。