今こそ輝く、北九州市立美術館のすごさ


岡田准一が主演し話題の映画『図書館戦争』で、
目の前でドッカンドッカン戦争をやっているあの図書館は実在の建物で、
我が故郷・福岡県北九州市にある「北九州市立美術館」です。
ものすごく馴染みのある場所ですが、まさかこんな形で注目されることになるとはっ…!

google画像検索で出てくる、北九州市立美術館の外観写真の数々。
1974年に竣工した建物ですが、できた当初は、
「美術館なのになんという兵器みたいな建物だ」「なんであんな辺鄙な山の上に建てたんだ」
などなど、地元でいろいろと物議を醸し出しており、
僕たちも北九州市立美術館はあの外観から「ガンキャノン」と呼んでおりました。
どちらかというとガンタンクっぽいですけど、
まあそれぐらい子どもたちにはガンタンクは人気がなかったということですが。
でも、その兵器みたいで山の上に建てちゃったおかげで、
今回の『図書館戦争』に相応しいロケ地になったようで、設計者・磯崎新氏の慧眼に驚きます。
今でも十分、近未来の映像作品に利用できそうな建物だと、今さらながら感心するのでありました。

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