『オルトロスの犬』最終回を観たよ


TBSで放送されていたドラマオルトロスの犬が最終回を迎え、第1話から通じて最後まで全部観ました。面白かったですー。

「神の手を持つ悪魔」(=滝沢秀明)と「悪魔の手を持つ天使」(=錦戸亮)の2人が織り成すSFチックなサスペンスドラマで、観ていくうちに「これ、全部の伏線を最後までにどうまとめるんだろう…」とハラハラしていたのですが、最終回はとてもステキな感じでまとまっていて面白かったです。最後に子犬が出てきて、そうかこれが「オルトロスの犬」だったとは。(←違う)

また、大勢のマスコミの前で息子自慢の製薬会社社長(=柴俊夫)とか、わざわざ至近距離に出てきてライフルを構える警察官僚(=佐々木蔵之介)とか、奇妙な個性のキャラクターがかなりいて、意図的にツッコませようとしているだろコレ、と思うぐらい楽しめたのもまた魅力の一つ。個人的に画面に向かって「オーイ!」と一番ツッコんだのは柴田さんの最期らへんのシーン。

さて、『オルトロスの犬』の脚本の一人であり、以前に「シナリオ発想源」でもご出演頂いた脚本家の小林雄次さんによる同作のノベライズ本が出版されたようですね。「神の章」「悪魔の章」という前後編2冊だそうですよ。


『オルトロスの犬』神の章 (小林雄次氏・小林英造氏ノベライズ)

ちなみにこのドラマ、ネット上では「オルトロスのわんわん」という愛称で呼ばれているそうですね。


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