マレーシアのジョホールバルへ行ってきた。(2)



というわけで、シンガポールからマレーシアのジョホールバルにやってきました。首都クアラルンプール第2の都市でシンガポールからもあまりに近いということで、最近では投資対象になったり、日本からも移住者が増えたりしているみたいです。すっごい栄えているかというとそれほどでもなく、日本で言ったら三鷹とか茅ヶ崎あたりの栄え方ぐらいでしょうか。


ジョホールバルの中心地はシティスクエアあたりで、国際タクシーターミナルからは徒歩5分ほどのところにあります。韓国や中国などアジア圏ではたくさん展開しているカフェチェーン、Coffee Bean & Tea Leafの店舗を見るとつい入ってしまうのですが、ここでもちょっと一息つくことに。


シティスクエア付近は、シンガポールと同じように英語が使える人が多いです。また施設によってはシンガポールドルも使えるところもあったり、シティスクエアの中には1階の分かりやすい位置に両替商もあるので、シンガポールドルはもちろん、日本円からもマレーシア通貨のリンギットに簡単に両替することができます。


ジョホール水道まで出てきました。まるで川のような小さな海峡で、向こう側に見えている緑やビル群はもうシンガポールです。でも公園的なものはなく、この日もただクアラルンプール側からやってきたと思われる日本人大学生の旅行者たちが「シンガポールだー!」と喜んでいるだけで、他に人はいませんでした。現地の人にとっては国境は当たり前の存在なんでしょうね。


屋台村みたいなのがあちこちにあり、ナシゴレンやらマレーシア料理をいろいろと提供しています。何という料理か忘れたけど注文してみる。ごはんも肉もどれもとにかく辛かったけど、なかなか美味。また、辛いので子どもが食べられないから「ノースパイシーのものを」と言ったら出てきた焼き飯のような食べ物もとにかく美味しかった。


リンギットを使い切るためいろいろ買ったのですが、よく飲んだのがこの「100 PLUS」。ポカリスエットの炭酸バージョンみたいな感じですかね。最初は「炭酸じゃなくて普通のスポーツドリンクかと思ったのにー」と文句を言いながら飲んでいたのですが、だんだん美味しくなって、飲食店でも頼んでしまったり。シンガポールでも普通に売っている飲み物です。

恐らく現地の人しか行かないであろうスーパーに行ってみる。普通はどこの国のスーパーもシャンプーやお菓子などで日本製品を必ず見るものですが、ここのスーパーは全く日本製品が置いてなくて、逆にインドやら中進国の商品がズラリと並んでいました。インド系の人がよく使うスーパーらしく、カレー皿やらチャクラやらガネーシャ像やらインド文化っぽい品物がごろごろとありました。みんな、菜種油みたいなやつをたくさん買っていました。
さて、イスラム文化も色濃いジョホールバルには、ジョホール水道沿いにイスタナブサールやアブバカールモスクといった文化的建築物が多く点在していて、散策しながら見る予定だったのですが、同行していた家内がここで大きく体調を崩してしまい、残念ながらシンガポールに戻ることに。ジョホール滞在はここで終了となりました。またゆっくり行きたいものです。

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