地域交通の現状『日本一のローカル線をつくる』


本日の『ビジネス発想源』で取り上げた本は、日本各地の地域交通を次々と再生させている交通業界の旗手、両備グループの小嶋光信社長の著作『日本一のローカル線をつくる』です。同社がどのようにして各路線を再生させているのかがよく分かります。
両備グループというと、和歌山電鐵の貴志川線の「たま駅長」ばかりがよく取り上げられますが、同社にとって「たま駅長」は起死回生の起爆剤の一つであり、そもそも偶然の機会によって生まれたもの。同書は「たま駅長」のことにも触れていますが、その他の両備バスや津エアポートラインなどの実例が数多く載っていて、これからの地域がどのように活性化しなければならないかというヒントが多く見つかります。


『日本一のローカル線をつくる』(小嶋光信氏著/学芸出版社)


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