中国の上海に行ってきた。(9)



上海近辺には水郷古鎮がいくつも点在していますが、その中でも上海市街地から最も近い、七宝(チーパオ)に行ってみることに。2000年代に宋代の外観へと修復され、5年ほど前に地下鉄9号線が開通し七宝駅ができたことで、上海中心地からもアクセスが抜群になりました。今では豫園とセットで七宝に訪れるという日本人観光客もかなり多いのだとか。


七宝の名所である七宝老街へは、七宝駅から徒歩で10分程度。周辺は歩行者天国になっているはずなのにどんどん自動車は突破していくわ、なんか足上げてカッコつけてる奴がいるわ、いろいろツッコミどころ満載です。何してんだこの人。


七宝老街入口。ここから南に向かって伸びる路地は、土産店がひしめき合っていて、この日も多くの観光客がつめかけていてました。浅草の仲見世通り以上の人口密度でした。


ちょっと街はずれの、七宝教寺に行ってみる。ここまで行く観光客はあまりいないらしく、この日も七宝老街に比べるとすごく静かでした。入場は確か5元ぐらい。七重塔をはじめ、境内にはいろんな像があり、仏像マニアにはかなりたまらない場所かと。


七宝教寺の七重塔に登ってみる。1階には毘沙門天、2階には観音菩薩、3階には消災延寿薬師仏、4階には阿弥陀仏、5階には地蔵菩薩、6階には文殊菩薩、7階には文曲星君と、階ごとに異なる大きな仏像が祀られています。さらに壁にはこのようにビッシリと小さな仏像が並び、これらもよく見ると階ごとに全部違います。これは3階の消災延寿薬師仏だったかな。右手を出しているので、全部コイン持たせた人がいるな。文曲星君って何だ?(説明が中国語なので全く分からない)


七宝の外れの洋服店で、子ども用のチャイナ服があったので、お土産に45元(約600円)ぐらいのものを買ってみる。でも後日、田子坊などの観光地で全く同じものを見つけたのですが、そこらでは150元(約2,000円)ぐらいで売られていました。観光地の土産店は高いなあ。この日から中国にいる間、現地の方との食事の際には我が子のドレスコードはこの服になりました。

現地の外国人に人気の中華料理店でごはんを食べました。美味しかったー。この店でも店員さんたちが人懐っこくて、子どもを抱えては面倒を見てくれました。

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