中国の上海に行ってきた。(3)



中国の上海に来ています。実は小龍包大好きっ子なので、上海滞在中はいろんなお店で小龍包を食べました。正直に言うと、日本のガイドブックに書いている「人気店」「行列のできる名店」といった有名店の小龍包で、「また明日も食べに来たい!」と思ったお店は今まで1つもないんですよね…。確かに美味しいけど、もういいかな、みたいな。現地の人が日常的に利用している小さな店のほうが好きだったりします。写真のこの小龍包(鮮肉湯包)は、8つで5元(約60円)。とびきりの味ではないですが飽きない味で、この店には結局滞在中に3回行くことに。


1年半前に上海に行った時よりも、パン屋さんの数が増えているような気がします。パン屋さんも、きっちり欧米スタイルのものもあれば、せいろが積み上がった点心併売の店とか、月餅と一緒に販売してるとか、いろいろ。この店ではエッグタルトが1個2元(約25円)で売られてました。美味しかったー。ただ、あまり「ここのパンは美味い!」という店にはまだ出会ってません。


仕事の合間に街を散策してみる。上海には租界と呼ばれる清代の外国人在留地の名残の地が散在しているので、街路樹が涼しげなオシャレなストリートもあちこちで見つかります。上海の観光地巡りツアーだと、コテコテの中華文化や近代ビルっぽいところが多いですが、ちょっと街を歩くと雰囲気のいいストリートもいろいろ見つかります。


前回上海に行った時に大変お世話になった、上海在住の写真家・海原修平氏のオフィスにお邪魔しました。美味しい中国茶を頂きながら、上海の現状についてなどいろんなお話を伺うことができました。上海に行った日本人は、最終的には日本人ばかりとつるみがちになりますが、上海歴の長い海原さんは上海人との接点のほうが強く、現場の濃い情報がいろいろと聞けました。


話は尽きず、海原さんと上海人女性スタッフさんと、海原さん行きつけの薬膳鍋店に。これがめちゃくちゃ美味い!!肉類や魚類を全く使わず、豆類や茸類や野菜類だけのビュッフェでありながら、食べごたえがあるように工夫された食材が多く、しかもそんなに高くないお店。日本人は全くおらず、恐らくほぼ現地の人にしか知られていないお店なんだそうです。いやあ、美味しかったー。


さらに話は尽きず、海原さんの行きつけのバーに移動して、遅くまでいろいろとお話ししました。ここは逆に現地の人よりも外国人ばかりが集まるバーで、また異なる雰囲気を味わうことができました。


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