中国の上海に行ってきた。(11)



調べものがあって、上海図書館に行ってきましたよ。フランス租界の一角・淮海中路に面した、大きな建物です。最近は地下鉄10号線の上海図書館駅ができたのでアクセスは抜群になっています。それにしても大きい。


上海図書館のPCコーナー。ものすごい端末数。日本はどれだけ豪勢な図書館を作っても、PCは本より情報メディアとして下だと見下しているのか、利用者用検索端末が2台、みたいな図書館が多いですよね。図書館=本、というイメージから早く抜け出さないのかなあ、と思います。


上海図書館の中庭を望む。「求知」の文字の植え込みがあったり、エントランスエリアの名前が「知識広場」だったりと、知に対するメッセージ性があちこちに見つかります。


しかもこれ、どこかで見たことありますね…。ロダンの「考える人」じゃないですか。こんなところに!


上海図書館から徒歩圏内にある、宋慶齢旧居にも行ってきました。辛亥革命で中華民国を建国した孫文の妻であり、中華人民共和国副主席も務めた政治家でもある宋慶齢が実際に住んでいた旧居です。妹は蒋介石の妻であることも知られていますが、宋家三姉妹の軌跡や政治資料もいろいろと展示されています。


この日の夕飯は、近くの中華料理店でチャーハンと鶏骨スープなど食べる。いやあ、シンプルだけど美味しかったなあ、ここ。


コメント