特別連載企画『畳職人・鏡芳昭の「伝統文化論」』がスタート


毎回大好評を頂いている『ビジネス発想源 Special』の特別連載企画、今週からその第5弾がスタートしました!さっそく第1回配信後からとても好評の声を多く頂いております。さて、毎回各界の第一線で活躍されているプロフェッショナルに連載をお願いしている特別連載企画、今回ご執筆を頂いている方はこの方です。


山形県寒河江市の創業96年の老舗の4代目社長で、20年の畳職人歴を持つ、有限会社鏡畳店の鏡芳昭社長です。畳業界というと、最近は洋式の家が多くなって衰退してきているというイメージがありますが、鏡社長は今一度畳の良さを見直し、畳表の原料である「い草」の生産地である九州に通い、畳業界の復権を目指すネットワーク「畳屋道場」を主宰しておられます。
畳店向けの講座を開催したり、ラジオ番組に出演されたりするなど、畳に関する情報発信を積極的に行なっている鏡社長に、畳業界の現状から見た「伝統文化」というものを語って頂くことになりました。タイトルは、
●畳を見れば、経済が見える。~畳職人・鏡芳昭の「伝統文化論」~
です。衰退産業だから、成熟産業だから…と成長の低迷を嘆いている経営者の方、マーケティング担当者の方にとっては、その問題点や改善点が大いにひらめくヒントの多い連載です。ぜひご活用下さいませ! 連載は毎週土曜日配信の『ビジネス発想源 Special』にて掲載。全5回です。お見逃しなくっ。


「Q&A発想源」で、なぜ鏡社長に執筆をお願いすることになったのかという質問がありましたが、実は以前に、山形県に行って鏡畳店を訪問したことがあるのです。その時に鏡社長から畳業界の現状や「畳屋道場」の取り組みをお聞きしたのですが、その内容がずっと印象深くて、ぜひその話を書いて頂きたいとお願いしたのです。


鏡畳店のショールームで実際に触らせてもらった、いわゆる「畳表」。こうやって並べて触ってみると、国産畳と中国産畳、高級畳と低級畳の違いって、もう一発で分かります。普通は家を建てる時などは、良心的な業者でも手のひらサイズぐらいの四辺の畳を触らせて選ばせたりしますが、鏡社長は必ずこのように畳表の状態で持っていって検討して頂くんだそうです。そうしないと、本当の感触が分かんないんですね。

既に鏡社長の原稿は後半までできているのですが、ビジネスマンにとってはとても有用で有益な連載に仕上がっています。ぜひぜひ、ご活用頂ければと思います。連載期間中は鏡社長も「Q&A発想源」に参戦して頂けるそうなので、ぜひ鏡社長にも質問を投げかけてみて下さい。『ビジネス発想源 Special』の購読はこちらから。

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