[市原篇] 養老渓谷を歩いてみた。



小湊鐡道の養老渓谷駅から粟又の滝へバスで行き、再び養老渓谷駅に戻っていたのですが、

最終電車までに養老渓谷を少しでも歩いてみようと思い、途中でバスを降りてみることに。
弘文洞入口というバス停で降り、すぐに見えてくるトンネルを抜けると、
共栄橋という赤い橋に出会えます。


養老川に架かる、赤い共栄橋。

外国人観光客も写真に収めていますね。


中瀬遊歩道を通って川岸を下って行くのですが、

遊歩道は何ヵ所かで川を横断するところがあり、そこにはこのように飛び石が設置されています。
なかなか楽しいのですが、人が多い時は落ちないように注意。


ここが弘文洞と言われる人口隧道の跡。

約140年前に、耕地開拓のために人工的に作られた隧道なんだそうです。
隧道というとトンネルのことですが、1979年に上部が崩落したため、
今のように渓谷のような形になったんだとか。


養老川に架かる観音橋。2連の太鼓橋です。

朱色の姿が美しいです。


観音橋を渡って少し小山を登ると、出世観音こと養老山立國寺があります。

平氏によって伊豆に流された源頼朝が祈願し、その後に征夷大将軍に上り詰めたことから、
ここは出世観音と呼ばれるようになったそうです。
ビジネスで成功し出世をもくろむ人は祈願してみるといいかもしれません。


養老渓谷にはいろいろな橋がかかっており、弘文洞後から養老渓谷駅に向かうまでに

太鼓橋型の観音橋や吊り橋型の白鳥橋などいろいろな橋を渡りました。
この写真では正面に赤い宝衛橋、向こうには青い渓谷橋が見えます。
これを超えれば、あと数分歩いたところに養老渓谷駅があります。
とりあえず、五井駅へ帰る最終電車には間に合いました。
養老渓谷駅の前にあるお店で買ったおはぎが美味しかったー。

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