ウィーン国際空港から高速道路A5を北へと走らせ、途中で降りて走ること約1時間、広がる大地の中に立つ小さな野外チャペルに到着しましたよ。ここは何かというと…
チャペル前に車を停めさせてもらって、100mほど来た道を歩いて戻ってみると…
あった、オーストリアからチェコへの国境っ！
オーストリアからやって来て、先ほどの小さなチャペルのすぐ手前で国境を超えていたのです。オーストリアとチェコはシェンゲン協定に加盟しているので、国境を越えるのにパスポートの提示などはなく、日本の都道府県のように普通に国境越えができます。
こっちがチェコだー！ 国境を実際に自分で見るのが初めての7歳長男は、はしゃぎまくり。
実は今回の中央ヨーロッパの旅は、既に15ヶ国も行っている長男が「なんとか1回の旅で20ヶ国を突破できないか」と考えて「ヨーロッパの真ん中らへんなら小さい国がゴチャゴチャっとあって行けそうな感じじゃない？」と言い出したことから計画されたもの。この時も「16ヶ国目だー！」と叫んでいました。
律儀に写真を撮る7歳長男。私のミラーレスカメラを渡してあったのですが、今年から入学した小学校で夏休みの自由課題研究があって、それに写真を使いたいらしいです。
逆のチェコ→オーストリア側。長男が「さようならー！オーストリアー！」と叫ぶが、帰国便はウィーン国際空港からだから、また戻ってくるんだけどね。
恐らく国境を表している標石。国境では道路標識の他に、こういう標石がいくつか見つかります。
なかなか戻ろうとしない長男。体の半分がオーストリアで半分がチェコ！みたいなことをやっている最中だと思う。
車を停めさせてもらっていた野外チャペルの周囲も、なかなか味のあるのどかな風景。海外旅行は都市部の喧騒やリゾート地の浜辺もいいけれど、こういう田舎の風景の中でのんびりするのもいいですねー。
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