[スイス篇] シヨン城（４） 城外へ

スイス随一の知名度を誇る名城・シヨン城（Chateau de Chillon）。見張り台から見た東側の風景。レマン湖が美しく広がっています。水平線の向こうはジュネーブあたり。

見張り台から見た北側の風景。

見張り台に登るまでは、武器や兵器などが数多く展示されていて、RPG世代にはとてもワクワクする展示物ばかり。でも人間の姿が全てこのようなシルエット型の板だったので、6歳長男は次第に怖がってきました。

イギリスの詩人バイロンによる「シヨンの囚人」で有名な、ジュネーブの英雄ボニヴァールが閉じ込められた地下牢にも入ることができます。かなりの広さとかなりの暗さで、さらに影絵の投射などもあって、6歳長男はとうとう怖さで怯えまくって涙目になってました。ボニヴァールがつながれていたという柱もあります。

じっくりシヨン城を堪能して外に出た頃には、もう朝日は上がって、来た時にはまだ日陰だったシヨン城もすっかり日に照らされていました。

今度はシヨン城を北側から写してみることにします。

 

湖側から撮ると、本当に湖上に浮かんでいるかのような美しさ。ちなみに北のモントルーの街からはシヨン城まで約3kmにわたってレマン湖畔を歩けるプロムナードが整備されているんだとか。

長男はここの砂地からのシヨン城が一番カッコよく撮れる、と言ってました。

 

再びシヨン城の南側へと歩いて、駐車場へと戻っていきます。それにしてもいい天気。

南側から見たシヨン城。このあたりにフェリーの船着場があり、モントルーと繋がる航路に乗ればシヨン城を湖の上から眺めることができます。時間があったら湖上からも眺めてみたいものです。

ということで、シヨン城を出発します。シヨン城を観光する人は、同じレマン湖畔にあるローザンヌやジュネーブなども行くのが普通ですが、今回はレマン湖とはここでお別れ。次の目的地を目指します。