[フランス篇] アゼ・ル・リドー城に行ってきた。(2)


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アゼ・ル・ルドー城の窓から外の庭園を眺めてみます。普段はこの手前の池に城が映って浮かんでいるような美しさを見せるのです。現在は回想工事中のため残念な風景になっているのでしょうが、中から見る分にはまあいい感じ。

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12月だから、いろんな部屋にクリスマスツリー。当時の食卓の様子なども再現されています。

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4歳長男は一眼レフのEOSの撮影係。

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さて、城を出て庭園を散策することにします。庭園もなかなかの広さです。

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アゼ・ル・リドー城は、フランソワ1世の時代にトゥール市長ジル・ベルトゥロによって元々の城が現在の姿に改築され、その際に古典的なフランス建築法にイタリアの新技術をいろいろと取り入れ、新旧のフランスとイタリアが融合した傑作として評価されました。文豪のバルザックは「アンドル川に輝くダイヤモンド」とこの城の美しさを形容しています。

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アゼ・ル・リドー城はアンドル川の中洲に建てられているため、庭園にアンドル川の流れを組み込んでおり、人口の池や流れを強引に作った庭園とはまたかなり雰囲気が違っていて、とても美しい自然を感じることができます。

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そして肝心のアゼ・ル・リドー城の全容は……。すっかり工事幕に覆われていてとっても残念。あの幕がなければどれだけ美しいのだろうという想像力が大事ですね。


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