[群馬篇] 大光院に行ってきた。


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群馬県太田市の新田金山城に行った後、その金山の麓にある大光院に行ってきました。

正式なお寺の名前は義重山新田寺だそうで、浄土宗の寺院です。その名の通り新田義重という武将を祀っているのですが、新田義重は徳川家康が徳川氏の発祥の先祖とした人物で、このお寺も徳川家康が建てたものです。

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この大光院を建立した際に徳川家康が招聘したのが、呑龍(どんりゅう)という僧。現在も地元ではこの大光院を「呑龍さま」と呼んでいるのは、その開祖の呑龍上人が由来。

ちなみに呑龍上人は捨て子などを弟子として寺に弟子として受け入れて養育したことから、やがてこの寺は「子育て呑龍」と呼ばれるようになり、今でも安産や育児の参拝に来る人が絶えません。

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大光院のすぐ前には呑龍公園があり、大型の遊具が設置されていたので4歳長男もはしゃぎまくり。よく見たら遊具のあちこちに忍者や手裏剣が。

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呑龍公園の向かい側には富士重工業太田北工場がありますが、ここは中島知久平が創業した中島飛行機の工場がルーツ。中島飛行機が戦時中にここで百式重爆撃機を建造し、その爆撃機は「呑龍」という愛称がつけられていましたが、その由来はこの「子育て呑龍」こと大光院の前で造られていたから。

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呑龍さま参道の名物、焼きまんじゅう。実を言うと焼きまんじゅうは食べたことがなかったのですが、想像以上に軽いんですね。もっとぎっしりもちもちした感じかと思ってた。でも軽食としてはなかなか美味しい。その店の味噌ダレが美味しいかどうかにかかってますね。


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