2015年1月の彦根城に行った翌日、雪は止んでかろうじて自動車をゆっくり走らせることができるほどになっていたので、レンタカーを借りて滋賀県近江八幡市の安土城跡に行ってきましたよ。正月休みで大雪とあって、着いた時には全く観光客はおらず、職員さんに大駐車場ではなく職員用の駐車場を勧められて助かりました。さて、この大手道を登っていきますよ。
前田利家邸跡。
こちらは羽柴秀吉邸跡。前田利家邸よりも上にあり、この頃の家格がなんとなく分かりますね。
さて、何とか雪道を登っていったものの、中腹あたりで雪道に苦労する3歳長男と歴史に少しも興味がない家内がギブアップ。二人は山麓の駐車場の車に戻ることになり、抱っこ紐の中で寝ていた0歳3ヶ月の次男と一緒に、さらに上を目指すことに。
さあ、安土城の城塞跡が見えてきましたよ。よく見る風景写真は岩がゴツゴツしている荒れた感じが多かったんですが、雪に覆われた柔らかい感じもいいですね。
織田信澄邸跡と森蘭丸邸跡。織田信澄は織田信長の甥で、明智光秀の娘と結婚していたために、本能寺の変の後に明智方を狙う織田信長の遺臣たちに殺害された人物。森蘭丸は本能寺の変でも織田信長に最後まで従って討ち死にした小姓。
黒金門跡。ここからが安土城の主郭部です。みんなこの雪に阻まれて途中で引き返すからか、だんだん足跡の数も少なくなっていきます。
二の丸跡にある織田信長公本廟。山崎の戦いで明智光秀を破った羽柴秀吉によって建立されたもので、織田信長の刀や衣類などの遺品が埋葬されているんだそうです。
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