早慶戦に隠された真実、『ライバルたちの光芒 福澤諭吉vs大隈重信』


日本史の流れの中から、2人の人物の関係や戦いにスポットライトを当てる
BS-TBSで放送されている『ライバルたちの光芒』が好きでよく見ているのですが、
4月24日に放送された「福沢諭吉 vs 大隈重信」の回が、とても感動してしまいました。

慶應義塾大学を作った福沢諭吉と、早稲田大学を作った大隈重信。
二人は共に九州出身ながら、かたや学者として商学部に強い慶應義塾大学を作り、
かたや政治家として法学部に強い早稲田大学を作るわけですが、
まだ出会ったことのない二人が、お互いをどのように評していたか、
出会った時に二人はどういう話をしたか、ということを詳しく紹介していました。
これが本当に、幕末から明治という激動の時代の流れの中での運命というか、
宿命的なストーリーになっていって、
もうこれは大河ドラマとかの題材にしてほしいと思えるぐらい感動的な内容でした。
慶應と早稲田はいまや「早慶戦」に代表されるライバル関係にありますが、
この早慶戦が生まれた経緯などを語りながら、
実は現代の我々にもこの二人が大きく関わっているものがある、
という締めくくりに、ものすごくジンと来てしまいました。
まあでも、この番組の悪いところでもあり特徴でもあるのですが、
最後に進行役の高橋英樹が「どちらが勝者か」を私的に決めることになっていて、
「一万円札にお世話になってるので、勝者は福澤諭吉!」って。おいー。
でも、ほんとに感動したー。

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