歴史を動かした宿命の対決・対立に迫る、『ライバルたちの光芒』


自宅のテレビ、ずっと衛星放送は映らないものだと信じ切っていてずっと見ていなかったのですが、
実は配線が間違っていただけで、あっさり映ることが判明。
というわけで、BS放送をいろいろ見ているのですが、地上波より面白い番組いっぱいあるじゃないですか!
この数年間は何だったんだ…。
ついつい見入ってしまったのが、BS-TBSの『日本史探究スペシャル ライバルたちの光芒』。
歴史上の同一時代を生きたライバル2名の対立や対決を丁寧に描いた歴史ドキュメンタリーです。
これは面白い!

両者の生き様を、それぞれ一人ずつゲストがプレゼンするような進行です。
「ライバル奉行」と称して、俳優の高橋英樹が進行役を務めていて、
最後に高橋英樹が「やっぱりおおらかでふくよかなんで、大久保利通じゃなくて西郷隆盛の勝ち!」
と独断で一方的に勝者を選ぶ、という結末部分は何だそりゃ?となる強引さですが、
そこまではかなり丁寧なドキュメンタリーで、NHK並みの深さが見えました。
歴史ドキュメンタリーというと、NHKの『その時歴史は動いた』『歴史秘話ヒストリア』などが有名ですが、
個人的にはNHKのその枠で放送されていた『ライバル日本史』という番組がすごく好きで、
第1回から最終回まで全部観たほどハマっていました。
歴史を両者側から見る、という視点はものすごく好きなんですよね。
『ライバルたちの光芒』はまさに『ライバル日本史』の再来に思えて、とても嬉しい番組です。
今度はどんな2人が取り上げられていくのでしょう。楽しみ。

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