絶望を切り拓く爽快感、『無双OROCHI2』


そろそろ『真・三國無双7』が発売されるということで、
今さらなんですが、2011年12月に発売された『無双OROCHI2』をプレイしています。
『無双OROCHI』は、中国三国時代の「三国志」を舞台にした『真・三國無双』シリーズ、
日本の戦国時代を舞台にした『戦国無双』シリーズの各キャラクターたちが終結する、
というお祭り的パラレルワールドのゲームです。
三国志や戦国時代どころか、平清盛や源義経、孫悟空なんかまで入り乱れます。
個人的には「どう歴史をアレンジするか」に興味があるため、
『OROCHI』シリーズにはそれほど強い印象は持っていなかったのですが、
『OROCHI2』は「無双シリーズの最高傑作」と評するゲームファンもかなり多いようで、
ちょっと気になったのです。で、実際やってみると、面白い!
確かにこれは、今までの無双シリーズの中で、一番爽快感があるかもです。

前作2作の『無双OROCHI』『無双OROCHI魔王再臨』では、
魔界を統べる遠呂智(おろち)の軍勢と人間との全面対決が描かれていましたが、
今回も、遠呂智が復活するぞー恐いぞー、という基本ストーリーは変わっていません。
ただ最初に、あまりに強すぎる妖蛇を前に強烈な絶望感からスタートし、
馬超・司馬昭・竹中半兵衛の3人しかいないところから少しずつ武将が集まってきて
「ああ、勝てるかも」という希望が実感していけるストーリーは、かなり入り込んでしまいます。
最初の妖蛇の強さが衝撃的なインパクトなのですが、
時間をさかのぼって歴史の結果を変えていきながら少しずつ未来を修正していく、
というタイムスリップの話の進み方になっています。
今のところ、一応のエンディングまで何とかたどり着けたのですが、
サイドシナリオが点在しており、それらを全てクリアした後に真のエンディングが現れる、
ということで、そこまで行けるかどうか心配です。


『無双OROCHI2』(PS3)


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