赤間神宮に行ってきた。



山口県下関市にある赤間神宮にお参りに行きました。もう随分暗い時間ですけど…。

赤間神宮は、壇ノ浦の戦いで幼くして入水した安徳天皇を祀っている神社です。
5月のゴールデンウィークには先帝祭と呼ばれるお祭りが行われますが、この先帝とはもちろん安徳天皇のこと。


境内には宝物殿があり、文章や屏風など数々の重要文化財が展示されています。
安徳天皇の像もいろいろと設置されています。
『平家物語』や、昨年の大河ドラマ『平清盛』のファンなどにとっては聖地のような場所です。
実際に『義経』『平清盛』のキャストの多くは赤間神宮に参拝しているんだそうです。


また境内には、壇ノ浦合戦にて滅んだ平家一門の墓、通称「七盛塚」があります。

平知盛、平資盛、平経盛、平時子など、『平家物語』の主要人物の面々の墓が並びます。


そして赤間神宮でもう一つ有名なのが、琵琶法師「耳なし芳一」の話。

『平家物語』を歌う盲人の耳なし芳一が平家の亡霊に連れ去られようとするのを、
阿弥陀寺(かつて赤間神宮内にあった)の僧が全身に経文を書いたものの、
耳にだけ書き忘れて耳だけを亡霊に持ち去られてしまった、という怪談話で有名です。
七盛塚の横に、耳なし芳一の木像が安置されています。
というわけで、暗くなってから赤間神宮に行ったらめちゃくちゃスリリング。

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