呵呵大笑の成功道、再び。『夢をかなえるゾウ2』


200万部を超えてドラマ化やアニメ化にもなったベストセラー『夢をかなえるゾウ』が、
5年ぶりに続編として出版されたということで、さっそく読みました。面白かった!
前作で、ただの若手会社員を建築家にまで成功させた神・ガネーシャが、
今作では売れないお笑い芸人と契約を交わします。
前作の主人公が一般会社員だっただけに、芸人という今作の主人公は
多くの人にはなかなか共感が湧きにくい感じもあるかもしれませんが、
前作はサラリーマンの成功論、今作はクリエイターの成功論、として読むとしっくりくるかもです。
そのうち、三部作になってほしいなーと思います。
前作との大きな違いは、サブタイトルにあるとおり、貧乏神が出てきたり、
他にも釈迦や死神など神々が入り乱れての混戦になっていること。
個人的には、大黒天の「ビッグブラック摩季」に5分以上笑ってしまった。


『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神 』(水野敬也氏著/飛鳥新社)


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