読むたび泣ける名作『死神くん』


古本屋にかつてよく読んだ漫画『死神くん』が置いてあったので、久しぶりに読んでみたのですが…、泣ける。読み返すたびに泣けます。

死神くんというのは、死を迎える直前の人間(または死の予定が無いのに自殺しようとしている人間)の前に現れる天の使いみたいなキャラクターなのですが、人間の死を通して、死とは、命とは、といったことを知ることになるヒューマンドラマです。また、3つの願いを叶えてあげる代わりに魂をもらう悪魔くんというキャラクターが出てくるのですが、なかなか深い。

『ついでにとんちんかん』というギャグ漫画が有名な漫画家・えんどコイチの作品で、『とんちんかん』の面白さは個人的にはよく分からなかったのですが、『死神くん』は全巻揃えたいぐらい好きだったんですよねー。最終回も好きです。また全巻通して読みたくなった。


『死神くん』(えんどコイチ/集英社)


コメント