2600人のつまみ食いウォーク


僕の事務所は東京都品川区にあるのですが、品川区にはたくさんの商店街が存在しており、それぞれの商店街が街おこしに頑張っています。全国の商店街や観光団体などでも活用できるアイデアが、品川区内にはたくさんあるのです。

2006年12月にしながわ観光協会が主催したイベントは、2600人が集まり、しかも7割近くが区外からの参加者だったそうです。その名も「3000店舗のお宝発見・つまみ食いウォーク」。

つまみ食いウォーク

店先に並べられた味見のための無料の食べ物を試食して歩くというイベントです。東急大井町線旗の台駅もしくは東急目黒線武蔵小山駅から出発し、戸越銀座、武蔵小山、中延など22の商店街の中の店舗が参加して、約6kmのルートを食べ歩いてもらうんです。コロッケや団子、唐揚げなんかをパクパクと。この無料の試食がきっかけで、バッグいっぱいの買い物をするお客様、味に惚れ込んで常連客となったお客様なども多かったとのこと。楽しそうでしょ。

「味見をしてもらう」というのはとても地道な集客の方法でもあるのですが、一社では地味な集客の方法でも多数の会社やお店が同時にやると強烈なインパクトがあるという良い例ですね。特に街おこしや、業界PRなどには持っておきたい発想法です。


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