オーストリアのウィーンに行ってみた。(1)


毎年クリスマスは普段どおりの生活で、ブッシュ・ド・ノエルを買ったり明石家サンタを観たりするぐらいのことしかしていませんでしたが、今年は2011年に向けての新しい企画のために気分を新たにしようと、東京から離れてみることに。北海道で雪でも見るか、いやパラオあたりの南洋の温かい国はどうだと考えながら、この忙しい年末に無理やり一週間ほど時間を作りまして、結局…


オーストリアの首都ウィーンにやって来ました!なぜか極寒の中欧を選んでしまった上、この週のヨーロッパは交通が麻痺してしまうほどの20年ぶりぐらいの大寒波。それほど雪は積もらないと聞いていたウィーンも、この日はどこも雪景色。既に最高気温ですら氷点下という氷雪の世界です。強烈な寒さが足から上がってきます。


ウィーンと言えば、600年以上にわたって栄華を誇ったハプスブルグ家の歴史を語らずには始まりません。霧で霞んで全容が分からないほど巨大なホーフブルクの新王宮と、カール大公の騎馬像。奥にはトルコ軍を撃退した英雄・オイゲン公の銅像もあります。


カフェ文化が発達しているウィーン。いろんなカフェを回って、ザッハトルテなどを食べながらコーヒーを飲み歩きました。街中にオシャレなカフェやレストランが点在しています。この写真は、ウィーン文化を作ってきた著名人が常連だったというカフェ・ツェントラル。美味しかったー。


オーストリア史最大の女帝・マリア・テレジア像。この国では国母として親しまれ、またフランス革命に散ったマリー・アントワネットの母親としても知られています。奥は美術史博物館で、この博物館の中にあるゲルストナーは世界で最も美しいカフェとも言われています。


シューベルト、ヨハン・シュトラウス2世といった作曲家などの文化人の銅像が点在する、ウィーン市民の憩いの場となっている市立公園。カモたちがたくさん集まってきました。また近くのベートーベン広場にはベートーベンの銅像も。


実は、成田空港で預けた荷物が全て機内で紛失していたというトラブルに見舞われ、ほぼ全ての防寒具が無いという状態に。カフェ巡りをしたのも、あまりの寒さに耐えられないからというのが一番の理由。ウィーン・ミッテ駅近くのカフェで、ウィーン料理の定番のコンソメスープを。その温かさに癒されました。


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