「歴史発想源/改革の鷹眼・米沢再生篇」、連載スタート!


歴史上のエピソードから経営やマーケティングのヒントを見つける、『ビジネス発想源 Special』にて連載中の「歴史発想源」。おかげさまでとても反響の大きな人気コンテンツになりました。

前回の「山陰の光明・尼子遺臣篇」に続く第18章となる新章がスタートしました。

新章のタイトルは、「改革の鷹眼・米沢再生篇」です。

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今回のテーマは「どん底からの改革」。経営においても人生においても、どん底状態の時こそ一番奮起しなければならないのに、「どこから手をつけていいか分からない」と尻込みして結局そのどん底のまま立ち上がれない、さらに泥沼にはまっていくというケースをよく見ます。

そこで、どん底の時にはどういうことから変革していき、どういう手順で改革をしていくべきなのかを、歴史上の話から学びます。「米沢再生篇」という名前で、もうピンとくる方も多いかもしれませんが、今回の主人公は、財政破綻状態だった米沢藩を改革し再生させた第9代藩主、上杉鷹山(うえすぎ ようざん)です。

私は学生時代から、最も尊敬する人物に上杉鷹山を挙げていたほど大好きで、山形県米沢市に何度も足を運んだり、勉強会型イベントを開催したりしたほどで、満を持しての新連載となります。

ちょっとしたビジネス本マニアや歴史愛好者には「上杉鷹山、もちろん知ってますよ」という方が多いです。しかし、彼が何をしたのかと聞くと「質素倹約して藩を立て直したんでしょ?」「なせば成る、って言葉を言った人でしょ」ぐらいの知識だったりします。でも、質素倹約ぐらいで経営は立ち直りません。事実、同時期の年代では松平定信が質素倹約を旨とした「寛政の改革」はそんなにうまくはいきませんでした。

上杉鷹山は地方自治体の首長のアンケートでも「理想のリーダー」としてぶっちぎりの1位となり、経営者にもファンが多い人物ですが、彼の改革で注目すべきは「改革の順序」です。どん底状態の時に何から手をつけ、どういう順序で改革をしていくのか、その「順序」が現役の首長や経営者にとっては理想的だから人気があるのです。

今回の「米沢再生篇」では、そんな上杉鷹山の「どん底からの改革の順序」にスポットを当てて語っていきます。組織を変えたい方、自分自身を変えたい方、とにかく変革を起こしたい人はぜひぜひヒントを見つけて頂ければ嬉しいです。

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