[ポルトガル篇] ナザレに行ってきた。(1)ア・シティオ


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ポルトガルの「谷間の真珠」こと城塞都市オビドス(Obidos)から車で40分ほど北上した、美しいリゾート地として国内外に有名なナザレ(Nazare)の街へやってきました。

ナザレ観光は基本的に砂浜のあるブライア地区へバスで来て、高台にあるシティオ地区までケーブルカーで登るというのが一般的なのですが、僕は車で直接シティオ地区へ。恐らく普段は観光客で賑わっている広場も、朝早すぎて全然人がいません。

広場に建つのはノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会(Igreja de Nossa Senhora da Nazare)。騎士の命を救った守護聖母の伝説を記念して建てられた教会で、航海士バスコ・ダ・ガマもインド航海の前後には祈りを捧げに訪れたのだとか。

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そしてシティオ地区の聖母広場は岩に突き出す形をしているのですが、そこから身を乗り出してみると……

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うわーなんだこの絶景!写真では全くこの凄さが伝わっていないと思いますが、眼下にナザレのプライア地区が広がっていてとても美しいです。

実は今回ナザレに来たのは、何十ヶ国も海外を回って「ポルトガルが最も良かった」と教えてくれた知人が「その中でもナザレが一番印象に残っている」と言っていたため。確かにこれはすごい。曇っているのがとっても悔やまれる。

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普段は聖母広場はナッツ売りの屋台がいっぱい出てて、この時はちょうどその屋台の組み立て準備が始まろうとしている頃。そんな業者たちよりも到着が早かったので、広場の駐車場にも余裕で停められました(無料なので日中は業者が占拠すると思われる)。

で、その広場で一店だけお店が開いていたので、恒例のパステル・デ・ナタ(マカオでいうエッグタルト)とカプチーノの簡単な朝食。

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ナザレはコスタ・デ・プラタ(Costa de Prata=銀色の海岸)にあるリゾート地で、こんな感じで大西洋の砂浜が広がります。元々は漁師町でしたが、今や西ヨーロッパ屈指のリゾート地。

ちなみにパレスチナにもナザレという都市がありますが、そのナザレから聖職者が聖母マリア像をこの地に安置したことから、ナザレの名を受け継いだのだとか。

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個人的にいいなと思ったアングルは、聖母広場からサン・ミゲル砦に向かうファロル道路をちょっと西に歩いて行った……

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この辺りからのナザレの海岸の眺望。海側からプライア地区を見ることができていい感じ。ちなみに、手前側に下に向かうような赤土の道がありますが、これどこに行くのかな……。

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と思ったら、その先の飛び出た岩に乗るための道! こんなの落ちる。無理。風も強かったしさすがに勇気が出ませんでした。

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東側に歩いて行くと、ケーブルカーの線路を発見。これがプライア地区とシティオ地区を結ぶ、ほとんどの観光客が乗るケーブルカーなんですね。(結局乗らなかった)


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