[フランス篇] ルーブル美術館に行ってきた。


20160102_041

パリでは定番スポットのルーブル美術館に行ってきました。ルーブル美術館に行くのは今回で2回目なのですが、実は美術や芸術にはそれほど興味がありません。ではなぜ行くのかというと、ルーブル美術館ってもともとルーブル宮殿だった建物を利用しているので、お城や宮殿が好きな私には史跡に行っているような感覚なのです。

20160102_042

ルーブル美術館の収蔵数は桁違いなので、恐らく美術ファンだったら1日では回りきれないんじゃないでしょうか。見たいものがある場合は計画的に行かないと。

20160102_043

ご存知、ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』。フランスの象徴的女性、マリアンヌの姿として世界的に有名です。

20160102_044

そしてルーブル随一の人気者、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』はこの通り、たくさんの人に囲まれ写メ撮られまくり。前回行った時より、みんな近いな……。日本人観光客も多く来ていましたが、まず第一声が「思ってたより、小さい!」。

『モナ・リザ』だけはガラス張りですが、基本的にどの絵もそのまま掲げられており、また写真も三脚などを使わなければ普通に撮ってOKです。この辺りが、ヨーロッパと日本の大きな違いです。

20160102_045

ダヴィットの有名な油彩画『ナポレオン一世の戴冠式(と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠)』。とても大きな絵で、全体を撮影するのはかなり後方からしか無理。ちなみに、これは教皇ピウス7世の前で、ナポレオン1世が妻のジョゼフィーヌに戴冠しようとしているシーンで、舞台はノートルダム大聖堂です。

20160102_046

ダリュの階段踊り場に展示されていてものすごく目立つ、『サモトラケのニケ』の彫刻。サモトラケというのは発掘された島の名前で、ニケはギリシャ神話の勝利の女神の名前。ニケはスポーツ用具メーカー「ナイキ」の語源として知られていて、映画『タイタニック』でヒロインがタイタニック号の先端で両手を広げているのはこのニケの真似です。

20160102_047

ルーブル美術館の中庭。前回行った時は夜まで開いていたので余裕で見ていたら、この日は6時閉館でした。曜日によって開館時間が違うんですね。行く前にチェックしておきましょう。

20160102_048

サンテ・キャサリン広場のあたりでテキトーに入ったお店でディナー。パリに来てからすごく寒くて「スープが飲みたい」「シチューが食べたい」と汁物を所望しつつなかなかありつけなかったのですが、このお店でようやく注文できたオニオンスープが、とにかく美味しかったです。リブステーキやサラダもすごく美味い。子供たちもばくばく食べてくれて、この店は当たりだったなー。


コメント