夕暮れのブロワ城に来ています。1階に幕が垂れ下がっている場所がありますが、あれがブロワ城の入口です。あの手前まで無料なのですが、無料の人には幕で中を見せないようにしているのでしょう。やっぱりこの豪華な中庭広場を見るためには、入城料金払って入る価値はあると思います。
ブロワ城の中に入ります。天井も壁も、いろいろな彫刻や絵画があってまるで美術館のような空間です。いろいろ見渡しても飽きません。
ブロワ城の象徴でもあるフランソワ1世棟の八角形の螺旋階段は、実際に上り下りすることができます。
ちなみにブロワ城はオルレアン市からも近いですが、オルレアン出身のジャンヌ・ダルクがイングランドと戦うために寄り、大司教から祝福を受けたのもこの城です。
ブロワ城の中庭は豪華な建築物でぐるりと囲まれているため、夏などは豪華な映像と照明によるプロジェクションマッピングが行われることで人気なんだそうですが、個人的にはそんなイルミネーションに頼らなくてもものすごく美しい空間なので、この日のような静かな日に城を訪れるほうが好きです。
コメント