「歴史発想源/周防の猛虎・陶氏二代篇」完結!


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『ビジネス発想源 Special』の「歴史発想源」にて8週にわたって連載してきた「周防の猛虎・陶氏二代篇」が、先週に完結致しました。好評をいただいて何よりです。

西国最大の戦国大名・大内義興のナンバー2として大内氏を支えた陶興房が、戦乱の京都でその軍才を振るった「船岡山の戦い」、出雲の狼・尼子経久をも撃退した「細沢山の戦い」、九州豊後の巨人・大友義鑑を追い詰めた「勢場ヶ原の戦い」と、各地で大活躍。そしてその息子である陶隆房(後の陶晴賢)が、毛利氏を尼子氏から救った「吉田郡山城の戦い」、出雲国への遠征で大敗した「月山富田城の戦い」、主君・大内義隆を自刃させて新当主・大内義長を迎え入れた「大寧寺の変」を経て、毛利元就に「厳島の戦い」で敗れてその後に大内氏も滅亡するまでを描きました。

組織のナンバー2とはどのような意識を持たなければならないか、どのような存在でなければならないか、今回の「陶氏二代篇」の内容からは、そんな現代の会社経営の組織論に大いに参考になるヒントがたくさん見つかったのではないでしょうか。

次回からは、第10章という節目となる新章がスタート致します。次はどのような時代の、どのような地域が舞台となるのでしょうか。そしてどんなビジネステーマが描かれるのでしょうか。ぜひ予想してみて下さい!


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