『小林賢太郎TV6』

NHKBSプレミアムで放送された『小林賢太郎TV 6』を見ました。

小林賢太郎はお笑いコンビ・ラーメンズの一人として有名ですが、

多摩美術大出身というそのセンスを活かした美術デザインやパフォーミングも卓越していて、

1年に1度、NHKでやっているのがこの『小林賢太郎TV』。

コバケンらしい、NHKらしい、爆笑というより知的な独特のテンポなので、

かなり人を選ぶコント番組なのですが、個人的にはとても面白かったです。

腹を抱えて笑うというより、「あっ、自分も何かやりたいな」と思う感じ。

個人的にとても興味深かったのは、

コントの制作現場もドキュメンタリー風に撮っていたコーナー。

「タイムマシン」をお題にして3日間で編集無しのコントを作る、というもので、

「筒がタイムマシンになっている」というコンセプトを作ってから、

氷の入ったコップを筒に通すと、溶けて水になっている、

という手品みたいなパフォーミングは、どうやって考えてどんな工作で形にしたのか、

という部分まできちんと追ってあって、とても勉強になりました。

いやあ、自分もいつか、何かこういう映像創ってみたいなー。