[東北篇] 角館に行ってきた。(2)



秋田県仙北市の角館の武家屋敷群の西側を流れる、桧木内川(ひのきないがわ)。

角館は桧木内川と玉川の合流地点で両河川に挟まれた天然の要害として栄えた場所。


桧木内川の川岸には堤が作られ、ソメイヨシノの並木が約2kmもの長さで続いています。
日本さくら名所100選にも選定されており、
角館と言えば桜、というイメージはこの堤と武家屋敷のシダレザクラから来ています。


角館桜皮細工センターのある古民家内。

年末なので鏡餅がたくさん飾ってありました。


角館の歴史ある銘菓だという、なると餅。

こしあんの入った餅で、笹の葉にくるまれ花の形になっているのが特徴。
「なると」というと徳島県の鳴門が有名ですが、なぜなると餅という名前なのかというと、
昔はもち米ではなく粟(あわ)から作っていたので、
徳島県の旧国名である安房(あわ)の国にちなんで名づけられているんだとか。
これ、美味しかったです。


たまたま入ったお店で、秋田の地鶏を使ったという地鶏丼を。

値段の割に、味はそんなに大したものではなかった。


というわけで、角館駅から秋田新幹線で東京に帰るのですが、

角館駅に乗り入れている秋田内陸線の車両が停車していたので写真に撮りました。
秋田内陸線は、角館駅が終着駅なんですね。
愛称は「あきた美人ライン」なんだそうです。
というわけで、岩手・秋田とめぐった年末の旅路もこれで終了。
九州出身で雪に縁のない僕には、とても楽しい雪景色でした。
限られた時間で限られた場所しか行けなかったのですが、
岩手県や秋田県にはまだまだ行きたい場所はたくさんあるので、
また時間を取って遊びに行きたいなと思います。

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