[オランダ篇] アムステルダムに行ってきた。(1)



ベルギーのアントワープ中央駅。

ここから、オランダの首都アムステルダムへと向かいます。
ブリュッセルやアントワープからオランダへと向かうこの赤色の列車は、タリス。
他にもフランスのパリやドイツのケルンなど、ヨーロッパ各地を結んでいる高速鉄道です。


今回は1等車で行くことにします。

赤色のリクライニングシートで楽ちん。
ちなみに1等車では現地の新聞や雑誌なども無料で自由に読むことができます。
前のドアにマークがありますが、Wi-fiも使えます。Wi-fiは2等車でも使えるみたいですね。

アントワープからアムステルダムまでは、タリスで約2時間。
マカロンや果物、飲み物などの軽食サービスがついてきました。お酒もあります。
2歳の子どもは膝上なので席を取っているわけではありませんが、
アテンダントさんは子ども用にもきちんと飲み物などを用意してくれました。


オランダに入ると、窓の外には風車や運河などオランダならではの景色が広がります。

そして楽しい約2時間の乗車時間を終えて、アムステルダム中央駅に到着ー。
ちなみに国境は超えましたがパスポート審査などはありません。


アムステルダム中央駅の駅舎。運河の景色に合う赤レンガの豪勢な建物。

辰野金吾が設計したことで知られるレトロ感あふれる東京駅の丸の内駅舎は
アムステルダム中央駅の駅舎をモデルにしている、というのはけっこう有名な話。
その縁から現在、東京駅とアムステルダム中央駅は姉妹駅の締結をしています。


アムステルダム市内はトラムの路線が網羅しています。

アムステルダム中央駅前はそのトラム各線の起点。たくさんのトラムが並んでいます。


東インド会社の本拠地に始まり、世界の貿易の中心地として繁栄した都市アムステルダム。

アムステルダムの名前の由来は、アムステル川に作られたダムだから。
運河が扇型に広がり、あちこちで運河の美しい様子が見られます。
ちなみに、アムステルダムはオランダ最大の都市であり憲法でも首都と定められていますが、
国会議事堂や王宮殿などがある実質的な首都機能は、国内第3の都市ハーグに移っています。
ハーグが政治、アムステルダムが経済の街といった感じです。
ほんと、運河のある街並みって美しいですよね。

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