栃木県足利市に行ってきた。



仕事で栃木県足利市に行ってきたのですが、市内のあちこちの名所に連れて行って頂きました。

中世の最高学府とも言うべき、足利学校の跡地。
フランシスコ・ザビエルの手記にも登場するほど国外にも紹介されていた学術機関です。
足利市はかつて教育・学問の中心地だったんですね。


足利氏宅跡である鑁阿寺。堀や土塁など、当時の武士の館の形を残しています。

本堂や鐘楼、門など数々の国の重要文化財・県指定文化財が境内に点在しています。
足利学校跡の近くにあり、この一帯は昔の街並みを再現した雰囲気のいいエリアです。

足利織姫神社。足利市は織物の一大生産地であるため、織物に関する文化財もたくさんあります。
日本の意匠登録制度が始まった時も、足利の織物が若い意匠登録番号を独占したのだそうです。
ちなみに織姫神社は最近、「あしかがひめたま」といういわゆる「萌えおこし」をやっていて、
「はたがみ織姫」「門田みたま」の2人の女の子のイラストを市内のあちこちで見ることができます。


意外な場所にある面白い施設。足利商工会議所の地下にある「まち歩きミュージアム」です。

足利市の歴史がしっかりとまとめられていて、見応え十分です。
室町幕府を開いた足利氏だけではなく、織物工業を起こした人たちや、
相田みつををはじめとする数々の文化人が足利から生まれてきたことが分かります。
この日は残念ながら雨天だったのですが、
晴れている日は織姫神社などがある機神山からは東京の都心まで見渡せるのだとか。
またゆっくり訪れたいなと思います。

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