キャラメルボックス『降りそそぐ百万粒の雨さえも』


昨日、演劇集団キャラメルボックスのサマーツアー『降りそそぐ百万粒の雨さえも』を観に、池袋のサンシャイン劇場に行ってきました。一昨年に再演された『風を継ぐ者』の続編で、新選組に入隊した主人公の立川迅助と、沖田総司や土方歳三など新撰組のその後が描かれている作品です。前作に『裏切り御免!』という作品もあったそうで(私は観てません)、立川迅助の3部作の最終章という形ですが、前作・前々作を観ていなくてももちろん楽しめます。
泣いたー!『風を継ぐ者』では新選組が京都で羽振りの良かった頃の話でしたが、今回の『降りそそぐ百万粒の雨さえも』は鳥羽伏見の戦いで敗れた新選組が官軍に追い詰められていく頃の話。風前の灯の運命を描きながらも、志士たちの服装が次第に洋装になっていくので、新しい時代の芽吹きを感じて、とっても感動しました。毎回、キャラメルボックスの時代劇は泣いてしまうんだよなあ…。
制作総指揮の加藤昌史さんの話だと、今後もまだまだ席に余裕があって意外に良い席で観れるみたいですよ。東京公演は今月末までで、来月は名古屋や神戸にて上演されるそうです。

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