演劇集団キャラメルボックス「ハーフタイムシアター」


池袋のサンシャイン劇場に、演劇集団キャラメルボックスの公演を観劇に行きました。なんと今日は、一日かけて『賢治島探検記』『ヒア・カムズ・ザ・サン』『水平線の歩き方』の3本を立て続けに観劇したのです。いやあ、どれも泣いた!
キャラメルボックス観劇歴がまだ4年ほどと浅い私にとって、『水平線の歩き方』は初めての「再演」の体験。そう言えば前回見に行った時は、主演の岡田達也さんの2000ステージ記念の日でした。約3年ぶりの再演、一度観たことがあるストーリーなのに、やはり号泣してしまいました。しかも岡田達也さんは、急病降板の西川浩幸さんに代わって同時上演の『ヒア・カムズ・ザ・サン』にも大役で出演されています。その熱演に心を打たれました。
『賢治島探検記』は東日本大震災の影響による緊急公演で、休演時間に上演されることが決まったもの。複数の宮沢賢治作品から構成されているという意欲作です。観客の皆さんには劇団員の手作りによる楽器が配られ、劇の中で会場内のみんなが一斉に楽器を鳴らすというシーンがありました。「セロ弾きのゴーシュ」は楽しかった。
今回のハーフタイムシアターは、6月19日まで上演しているんだそうですよ。製作総指揮の加藤昌史さんに伺った話だと、どの回も席はまだかなり余っているそうなので、もしよろしければ。ハーフタイムシアターは上演時間が短くて分かりやすいストーリーなので、演劇初心者にはとってもお勧めです。

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