「パネルクイズ アタック25」で児玉清さん追悼番組


毎週日曜日に放送されているクイズ番組『パネルクイズ アタック25』、今回は先週に亡くなられた、36年の長きにわたって『アタック25』の司会を務められた児玉清さんの追悼番組「さようなら児玉清さん」を放送していました。番組放送初期の頃の映像はもちろん、フジテレビが『HERO』、NHKが『龍馬伝』など児玉さんが出演された作品を提供したり、また『龍馬伝』で親子を演じて公私にわたる親交があった福山雅治さんがビデオ出演されたりと、番組を超えて児玉さんの人生そのものに焦点を当てた番組で、観ていてウルッときました。

闘病中の病室でも英語やドイツ語の原書の本を読み、竹内まりやさんのCDジャケットを手がけたほど芸術センスにあふれた切り絵をたしなむなど、最後までその知性や感性に生きたとのことでした。
2代目司会者には児玉さんが就任中に代役を務めていたABCの浦川泰幸アナウンサーがそのまま就任することになったようですが、もし40歳で司会を始めた児玉さんのように40歳前後の俳優を後任に起用するとしたら、確かに児玉清さんのような知性と品性と人柄がにじみ出るタレントや俳優がなかなか思い当たらないんですよね…。それぐらい、児玉清さんの存在は大きなものだったのだと思います。

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