「サンタクロースが歌ってくれた 10days Limited Version」



夜のスケジュールが突然空いたのでこれ幸いと、池袋のサンシャイン劇場に、演劇集団キャラメルボックスのクリスマススペシャル「サンタクロースが歌ってくれた 10days Limited Version」を観に行きました。先々週にオリジナルキャストでの北九州公演を観に行ったのですが、この「10days~」はオリジナルとは異なるアナザーキャストでの10日限定の公演。同じストーリーにも関わらず、役者が違うだけでこんなにも印象がガラリと変わるものかと驚きました。いやー、とても面白かったです!

クリスマスに上映されている「若き日の芥川龍之介と江戸川乱歩が出会っていたら…」というお話の映画の中から、登場人物が現代に飛び出してきて……というストーリー。初演の時と同じく真柴あずきさん、伊藤ひろみさん、石川寛美さんというベテラン劇団員が出演されているのですが、実を言うとキャラメルファン歴のまだ浅い私は、この3人のお姿を初めて見るので逆に新鮮でした。キャラメルボックスは、主役級の人が多数いるこの層の厚さがすごいです…。

オリジナル版は元劇団員の上川隆也さん、近江谷太朗さんらかつての看板俳優が久々に出演するということで既に全部の回がキャンセル待ちだそうですが、このアナザーキャストは全員が現役の劇団員なのでむしろこちらが真のキャラメルボックスと言えるのかもしれません。製作総指揮の加藤昌史さんプロデューサーの仲村和生さんにロビーでお聞きした話によると、明日25日、明後日26日の回は席に十分余裕があるそうですよ。


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