モン・サン・ミシェルに行ってきた。


フランスに来た理由の一つが、お城大好きっ子なだけあって「モン・サン・ミシェルを見る」ということでした。まあ実際は城というより修道院なんですですけど。西海岸の湾に浮かぶ、世界遺産にも登録されている有名な巡礼地ですが、パリからその西海岸までは東京と名古屋ぐらい離れているわけですが、やっぱり見てみたくて一日かけてバスで行ってみることに。


長らくバスに揺られているうちに、次第に見えてきた山影。パリからずっと雨だったのですが、ここに来て次第に晴れてきたのでとてもラッキー。


いよいよ近づいてきたモン・サン・ミシェル。車のCMにも使われている、お城への路上です。『パネルクイズ・アタック25』とかで見ていて「いいなー」と思っていた場所ですが、まさか訪れる日が来るとは。


モン・サン・ミシェルは小島が一つの城砦都市になっていて、普通は中央のお土産ストリートを通って登るのですが、街の中は意外に入り組んでいて、多数の道があります。個人的にはお土産通りよりも城壁に沿ったルートが眺めがよくて好きです。随分登っていきます。下を見るとこのとおり。遠くまで続く干潟も美しい。


最上部の修道院の中にある回廊。外観からは中がこんな世界になっているとは思いもよらず。


修道院内部は巨大な聖堂や食堂などが設けられています。


そして城を後にする頃、快晴になりました。青空を背にした大きなモン・サン・ミシェルの威容。大きな虹も見えましたよ。いやあカッコいい。

ちなみにモン・サン・ミシェルの名物と言えば巨大なプレーンオムレツ。実際、本当にプレーンなオムレツなので、値段も味も賛否両論あるかと。

「NHK世界遺産」の人気ランキングでも、マチュピチュやヴェネチアを押さえて堂々の第1位に輝く「西洋の驚異」モン・サン・ミシェル。とにかくどこから見ても城壁がカッコいいし、干潟との景色がとても美しい。時間をかけて行ってみてよかったです。


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