小説版『ロス:タイム:ライフ』


先週から始まったTBSのドラマ『オルトロスの犬』、面白いですねー。これからどう展開されていくのかが楽しみでハラハラです。神の手が欲しい。

で、その『オルトロスの犬』の脚本チームに参加されている脚本家の小林雄次さんから、小林さんの書かれた小説ロス:タイム:ライフをご献本頂きました。ありがとうございます!

『ロス:タイム:ライフ』は昨年2008年にフジテレビで放映されたドラマで、事故や病気などで死が決定した主人公にロスタイム(サッカーの試合でいう「猶予時間」)が与えられ、さあその死亡までの残り時間でどうする?という1話完結のストーリーで、旬な俳優たちが一話ずつ主人公を務めたことで話題のドラマです。新しい『世にも奇妙な物語』みたいな感じですね。で、その小説版を小林さんが書かれています。


『ロス:タイム:ライフ』(小林雄次氏著・筧昌也氏原案/朝日新聞社)

事務所に届いたので「どんなのかなー(←実はドラマ版を知らない人)」と仕事の手を止めてちょっと読み始めると、結局そのまま入り込んでしまって仕事そっちのけで思いっきり読了。超せつねえ!泣きました。せつないんだけど、死者にだけしか見えない審判団の動きや、各話の設定の細かいリンクなどが楽しめました。「GK刑事」とか「宇奈路パイ」とか。ちなみに、収録の5話のうち、2話はドラマ版にもないオリジナルストーリーだそうですよ。

これはドラマ版のDVDも観たくなってきた。さっそく観よう。そうしよう。


コメント