[中欧篇] レドニツェ城(1)/チェコ


ユネスコの世界遺産「レドニツェとヴァルチツェの文化的景観」を構成する一つであるヴァルチツェ城から車で約10分、もう一つのレドニツェ城(Schloss Lednice)にやって来ました。

レドニツェ城のすぐ西側に広いコインパーキングがあるのですが、そういえばウィーンのあるオーストリアの通貨はユーロだけど、チェコの通貨はコルナだった。忘れてた!

コルナを持っていないので困っていると、よくあることなのか、警官がすぐ北側にホテルがあってそこで両替できることを教えてくれました。助かった。ちなみに1コルナ=5円ぐらいです。

レドニツェ城に入る前に、周辺のレストランで食事。とりわけ美味しい店ではなかったけど、子どもがいるとヨーロッパはとりあえずフレンチフライ(フライドポテト)があるので助かります。

西側の門からレドニツェ城に入ります。レドニツェ城は広大な庭園を持つお城にも関わらず、そのお城が無料で開放されているところがすごいです。

お城に付随しているこの建物は、美術館のようです。

これがレドニツェ城。中世のバロック様式のヴァルチツェ城に比べて、比較的新しいネオゴシック様式のお城。初代リヒテンシュタイン公カール1世はヴァルチツェ城を居城としたのに対し、こちらのレドニツェ城は夏の離宮として使用していたんだとか。

庭園が広い。しかも園内は自転車を停めるところがたくさんあり、レドニツェ城からヴァルチツェ城にいたる世界遺産一帯をレンタサイクルで巡る人が多いようです。

レドニツェ城がとにかくカッコよく写るのがこのお花畑を挟んだ位置。多くの観光客がこちら側から撮影していました。

ミラーレスを使う7歳長男も、いろいろと歩き回った末にこの位置が一番気に入ったらしく、写真に収めていました。

とにかくレドニツェ城の庭園は広すぎて、さすがに時間的に全てを巡ることができませんでした。南側には剪定された広大な庭園、北側には自然豊かな広大な公園が広がり、その面積はとてつもなく大きいです。

くすんだクリーム色が印象的だったヴァルチツェ城に比べて、平たいチーズ色の壁が印象的なレドニツェ城。写真ではなかなか伝わりにくいんですが、その大きさといい明るさといい、とっても見とれてしまいます。


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