レンツブルク駅に着いた頃にはとっくに昼を過ぎていて、このままチューリッヒに戻ろうかと思っていたのですが、以前から行きたいけどどうしようかなーと思っていた場所があって、遅くなりそうな気がするけど思い切って行ってみることにしました。バーゼル(Basel)という街の郊外です。
チューリッヒからバーゼルは1時間15分ほどで行ける直通の高速鉄道があって、レンツブルクもバーゼル行きで途中下車したのですが、レンツブルク駅に着いた時刻ではバーゼル行きの直通電車がなく、仕方なくちょっと複雑な乗り継ぎで行くことになりました。
まずはいったん、アーラウ(Aarau)行きの電車に乗ってアーラウ駅で下車します。乗車時間7分ほど。短かっ。それから今度はベルン(Bern)行きの高速鉄道に乗ります。
乗車時間10分ほどで、オルテン(Olten)駅で下車。ここからバーゼル行きの高速鉄道に乗り換えます。オルテンからバーゼルまでは約30分。大した距離ではないのに乗り換え面倒だった。
バーゼルSBB駅に到着。ドイツへの長距離列車やパリへのTGVなども発着するヨーロッパ最大の国境駅で、スイスの鉄道の歴史はここから始まったと言えます。バロック調のファサードもステキ。
駅前からトラムに乗って行きます。
トラムのチケットは各停車場の券売機で買います。降りる時には、ドアの横についている丸いボタンを押して自分で開けてから降ります。
乗り換えの為に降りたDreirosenbruckeという駅。
ここで乗り換えて、北へと走ります。普段は8番線に乗ると直通で行けるはずなのですが、この時はちょうどバーゼル市内が工事中とかでダイヤが変更されていて乗り換えるしかなかったです。
降りたのはクラインヒュニンゲン(Kleinhuningen)という駅です。クライヒュニンゲンはバーゼル市内でももっとも北にある村です。
クラインヒュニンゲンは西側をライン川が流れており、水運の荷下ろしが盛んであちこちでコンテナが積まれており、貨物列車もたくさんある村です。
トラムの駅から4分ほど歩くと、ライン川に出てきました。ということは、もう教会の見えている向こう側はスイスではなく隣国フランスということになります。
さらにライン川沿いを北へと歩いて行くと、10分ほど歩くと建物が見えてきました。この先が、以前からどうしても気になっていて行きたいなと思っていた場所です。それは…
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