[ポルトガル篇] 首都リスボンに到着!


ゴールデンウィークを利用して、ポルトガルに行ってきました。ここ数年は海外旅行は家族と行っていたのですが、今回は家内が用事を入れてしまったらしく、予定を無理やり大きく開けていた僕だけで、思い切って一人旅。

なぜポルトガルかというと、以前から何十カ国も旅をした中で「一番ポルトガルが良かった」という方が2人いて気になっていたから。本当はイギリスやスイスなどを予定していたのですが、天気予報を見ると冬並みに寒くてずっと雨らしく、ポルトガルを見たら全日晴れの予報だった上に、航空券も成田ではなく羽田発で安く取れることが分かり、急遽ポルトガル旅行に変更しました。

というわけで、ポルトガルでの様子を写真とともにまとめていきたいと思います。今後ポルトガル旅行をされる方の参考になれば。

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ポルトガルには日本から直行便がないので、ドイツのミュンヘンで約2時間のトランジットで首都リスボンへ。空港から都心までは車で10分ほどで、到着が夜だったのですぐに都心のホテルにチェックインして就寝。

そして翌朝、事前にRentalcar.comで予約していたEuropcarでオートマ車を借りて出発。混んでいる都心よりも空いている郊外の方が右側運転に慣れるので、今回も旅の前半は地方に出て、後半にリスボンを回ることにしました。

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でもリスボンを離れる前に、車でベレン地区によって世界遺産のベレンの塔を見ることに。ポルトガル観光の象徴とも言えるこのベレンの塔、16世紀にテージョ川を通行する船を監視するため建てられた要塞。「テージョ川の公女」と司馬遼太郎が賞賛している白い高貴な建物です。

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ベレンの塔の西側からの姿。ちなみに普通は中に入れますが、この時は朝早くだったためまだ開いてませんでした。でも観光客の姿が写らないほうが美しいな。

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ベレンの塔の専用駐車場はないので、西側の駐車場に無料で入れました(下のGoogleMapでその位置を付けています)。で、せっかくここに停められたのだからと、船がたくさん泊まる港をもう少し東へと歩いて行きまして……。

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ベレン地区のもう一つの観光名所、発見のモニュメント!

シンプルながらめちゃくちゃインパクトのあるこのどデカいオブジェ。ポルトガルではあまり日本人観光客は見ませんでしたが、ここだけは日本人のツアー観光客がずらっといました。

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1960年に、大航海時代を切り開いたエンリケ航海王子の没後500年記念として建てられたこの「発見のモニュメント」。ずらりと並ぶ彫刻の人たちは、大航海時代に大きな業績を残した人物。先頭に立つのはエンリケ航海王子、3番目の膝を立てた人物はバスコ・ダ・ガマ、6番目には世界一周を果たしたマゼラン、これには写ってませんが前から16番目にはフランシスコ・ザビエルの姿もあります。

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朝陽で逆光になっていますが、西側の壁面にも偉人がズラリ。航海しだけではなく数学者や宇宙学者、画家や詩人などもいます。

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ベレンの塔の周辺は、トーレ・デ・ベレーン庭園という公園になっています。ここからだと、石と水だけの写真になりがちなベレンの塔の写真にも緑が映えます。

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開館時間を待つ人がだんだん増えてきました。若い女性も多いです。でも、そこそこに外観を見て、さっそくリスボンを離れて次の街へと行きたいと思います。

ちなみに、世界遺産として有名なジェロニモス修道院は発見のモニュメントのすぐ真正面にあるということをこの時知らなくて、また後日にこのベレン地区に戻ってくることに。


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