靖国神社に行ってきた。



8月ということで、靖国神社に行ってきましたよ。

本来だったら終戦記念日の8月15日に参拝したいところなのですが、所用で後日になりました。
この季節になるとなんやかんやと靖国問題なる国家間のいざこざがクローズアップされますが、
特に何か意味があるわけでもなく、日本人だから参りに行こうという普通の動機です。

靖国神社に参拝すると真っ先に目に飛び込むのが、長州藩士・大村益次郎の銅像。
日本陸軍の祖でもあり、靖国神社創立の立役者にもなった維新の英傑です。
最近では靖国問題で近隣諸国に配慮してか、その名を教えないという学校もあるみたいですが、
明治の混乱期に日本が諸外国の植民地にならなかったのは、
この大村益次郎の偉業も大きいと言えるでしょう。


合祀された方々の遺品や資料などを展示している博物館「遊就館」。

実を言うと今まで靖国神社には本殿への参拝しかしたことがなくて、
今回は時間をとって遊就館の中にも入ってみることにします。
で、遊就館を出る頃には、もう感動で胸が締め付けられて涙ボロボロでした。


遊就館の入口ホールに展示されている戦闘機。

他にも、大東亜戦争の頃にタイで活躍していた日本製の機関車など、
戦時中の日本の兵器や乗り物なども多数展示されています。

パール博士顕彰碑。
東京裁判の裁判官の中でただ一人、事実に照らし合わせて被告團全員を無罪とし、
戦勝国の何でもありのムードの中で唯一、法の本質を見極めた「法の番人」。
パール博士の考えにこそ、平和とは何かを考えるヒントが大いに見つかります。

靖国神社の本殿裏には、神池庭園と呼ばれる回遊式の日本庭園があります。
とても涼しげな場所なので、ベンチでのんびりお弁当食べたり本を読んだりと
それぞれの人がくつろいでいました。

それにしても、遊就館の資料の数々は、日本人としてかなり心が震えますね…。

「戦争をした日本は悪かった」「日本は謝罪すべきだ」という論調も多いですが、
遊就館の歴史展示を過去からずっと見ていき、開国頃からの歴史をたどってみると、
いかに日本が西洋列強に追い詰められ、開戦をやむなくされたかがよく分かります。
そういう西洋諸国から来た外国人観光客もたくさんいて、資料を読みふけっていました。
日本人はもっともっと、日本という国に誇りを持たなければならない。
そう強く感じたのでありました。

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