演劇集団キャラメルボックス『キャロリング』を観に行った。



池袋のサンシャイン劇場で上演が始まった、

演劇集団キャラメルボックスのクリスマスツアー『キャロリング』を観に行きました。
クリスマス一色の街中で、年内の倒産が決まった会社の社員たちが、
ある少年の一家への想いに応えようと奮闘していくお話です。
今回は、『図書館戦争』『阪急電車』『フリーター、家を買う』などのヒット作で知られる
小説家の有川浩さんが原作、というか脚本家の成井豊さんとの競作スタイルだそうで、
いつものキャラメルボックスのファンタジックな感じとは一味違い、人生のリアルを描いた内容でした。
というのも、毎年クリスマスツアーは、クリスマスというイベントに向かって話が進む話が多いんですが、
今作は親の離婚、会社の倒産といった物事の終焉に向かって話が進んでいきます。
当然人生ではそういうことは起こりうるわけで、妙にリアルなのです。
何でも、有川浩さんが原作を書くにあたり、役者の皆さんとそれぞれ面談をして、
役者の皆さんにそれぞれ自分の役名を考えさせたりもしたのだとか。
キャラメルボックスのさらなる進化と可能性に引き込まれる一作でした。
やっぱり人の親になると、親子愛の話には涙腺を刺激されますね…。

サンシャインシティの中も、クリスマス一色。
年末の仕事に没頭していると日々の季節感からかなり離れてしまうのですが、
キャラメルボックスのクリスマスツアーを見に来るたびにクリスマスの雰囲気に浸れます。
終演後、劇場内でばったりと会計士の山田真哉先生にお会いして驚き。
久しぶりにお会いできたので、帰りながらいろいろとお話を。
山田真哉さんのブログには、劇の感想が詳しく書かれています。

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