鹿児島の巨城「A-Z」の秘密が分かる『利益第二主義』


本日の『ビジネス発想源』で紹介した本は、鹿児島県に現在3店舗を構え全国的に注目されている巨大スーパー「A-Z」の牧尾英二氏の著作『利益第二主義』です。
私は実は以前に鹿児島県に勤めていて、「A-Zスーパーセンター(現:A-Zあくね)」は大切なお取引先でもあり、そして何より私自身が「A-Z」の大ファンでした。国道3号線で過疎地の阿久根市を走っていると、山の中に突如現れるあの巨城…。鹿児島に友人が来た時なんかは、新也に鹿児島市の自宅から2時間かけて走り、そして店内を楽しんで朝方帰ってくる…なんていうこともよくやりました。とにかく、常識はずれの大きさと品揃えなのです。
当時の鹿児島はタイヨーとAコープの2大勢力がしのぎをけずり、「A-Z」の出現は業界からもかなり不思議に思われていました。その頃の苦悩や信念が本書にはしっかり書かれており、当時を懐かしみながら読みました。商売のヒント満載の良書だと思います。また「A-Z」行きたいー。



『利益第二主義―過疎地の巨大スーパー「A-Z」の成功哲学』(牧尾英二氏著/ダイヤモンド社)


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