人に教えることの重要なメカニズム、『”算数学力日本一”への挑戦』


本日の『ビジネス発想源』で取り上げた本は、現在関西大学初等部教諭で全国算数授業研究会全国理事でもある尾崎正彦氏の著作『“算数学力日本一”への挑戦』という本です。

算数教育の世界には「北の浜浦、西の泉野」という、新潟市立浜浦小学校・高知市立泉野小学校の授業レベルの高さの双璧を表す言葉があるそうで、尾崎教諭は浜浦小の研究主任時代にその授業力を確立した教師。子どもの学力向上が国家的な課題になっていますが、その課題のため多くの学校で取り入れられている「問題解決型授業」の問題点を挙げ、校内研修をどのように改善すべきかという方策が書かれています。

小学生に教えるのも大人に教えるのも、メカニズムは同じ。社員教育や会社PRなど他の人に教えたり伝えたりするために必要なヒントが数多く載っています。

 


『“算数学力・日本一”への挑戦 ―問題解決型授業離脱の校内研修改革ヒント』(尾崎正彦氏著/明治図書出版)


コメント

  1. yama より:

    「北の浜浦、西の泉野」?
    そんなこと、聞いたこともありません。
    自分のことをよくそんなにも褒められるなと、驚く内容でした。