キャラメルボックス『シラノ・ド・ベルジュラック』



演劇集団キャラメルボックス『シラノ・ド・ベルジュラック』を観に、六本木の俳優座劇場に行ってきました。世界的名作『シラノ~』をキャラメルボックスが演出するとどうなるのか、という演劇ファンには注目の一作。いやあ、とても感動しましたっ!

主人公のシラノ・ド・ベルジュラックは、元NHKアナウンサーの鈴木健二氏をはじめ「尊敬する人物」に挙げる著名人がかなりいるほど、とても魅力ある人物。最期まで強烈な男気にあふれています。シラノを演じた阿部丈二さんの台詞量はハンパじゃないです。すごい。元日テレアナウンサーの阿部哲子さんがロクサーヌ役です。

よくよく考えたら「全部おまえのせいやないかいっ!」とロクサーヌを小一時間問い詰めたくなるお話ではありますが、とにかくシラノの生き様に目が離せません。そう言えば、シラノ・ド・ベルジュラックと聞くと、手塚治虫の『ブラックジャック』の「気の弱いシラノ」という回を真っ先に思い出してしまうのは自分だけ?


コメント