古き良き街並みの魅力、『そんじょそこら商店街』


NHKBSプレミアムで放送された、『そんじょそこら商店街』がかなり面白かったです。
NHK大分放送局が制作したという異色の大分発地域ドラマ。
街おこしの良例として注目を集める大分県豊後高田市の「昭和の街」商店街のプロジェクトが
動き出すまでの街の人たちの奮闘を描いたドラマです。

東京から戻ってきた主人公(=山本耕史)が地元の豊後高田市の商店街を
どうやったら盛り上がることができるのか、ということを考えていくのですが、
イベント会社出身だからと、パッケージがどうだ戦略がどうだと語っていた主人公が、
ある出来事をきっかけに町おこしに必要なことに気づいていく、
その意識の移り変わりがなかなかに面白かったです。
それにしても、公式サイトでロケ地マップが公開されているように
実際に豊後高田市やその周辺で撮影したそうなんですけど、
何もなさそうな街なのに、本当に美しい景色がたくさんで驚きました。
特に、あの町を俯瞰していくラストシーンはかなり見入ってしまいました。
日本各地にはまだまだ、美しい風景がたくさんあるんだなあ。

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