この木なんの木気になる木


「この~木なんの木、気になる木~」というCMを観たことがありますか?1950年から放映されている、日立製作所のイメージCMですね。

この木なんの木気になる木

この「日立の樹」はどこにあるのかというと、ハワイのオアフ島にあるモアナルア・ガーデンパークという公園の中にあるんですって。高さが25メートルもある、モンキーポッドと呼ばれる樹木なんだそうです。ちなみに「日立の樹」はこれまでにいくつかの樹が使われたのですが、現在は初代のものに戻っています。やっぱり一番インパクトのある形だったんでしょうね。

日立製作所はこの「日立の樹」の独占的撮影権を、公園を管理するハワイの会社と年間40万ドル(約4800万円)で契約したそうです。独占的撮影権というのは、日立以外の会社が営業目的で撮影できない、という権利です。一般観光客が撮影するのは問題ないとのこと。

この公園が売却され大木が伐採されるとの噂があり、この樹の存在を守るための契約だったそうです。「日立の樹」は同社のイメージを表わすシンボルとも言うべき樹。イメージシンボルを守るための経費は、効果が数字には表れにくいのですがとても重要な必要経費と言えるのですね。


コメント