[ポルトガル篇] ポルトに行ってきた。(1)ポルト大聖堂


コインブラ(Coimbra)から高速道路を使って約1時間半北上し、ポルトガル第2の都市であるポルト(Porto)にやってきましたよ。ポルトは首都コインブラよりもはるかに歴史が古く、かつてはこの都市がポルトガルの首都であり、ポルトガルの国名の由来にもなりました。

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あ、これはポルトで最も有名な観光スポットのドン・ルイス1世橋ではなく、同じドウロ川の西の下流に架かる高速道路が通るアラビダ橋(Ponte de Arrabida)。この風景もなかなかですね。高速道路を走ってきてこの橋で降りて、まずはホテルにチェックイン。

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次に車でポルト観光の中心部であるドロウ川北岸の丘陵の上の歴史地区に来たのですが、ちょうど有料の路駐スペースが空いていたので停めたら、それがポルト大聖堂(Se do Porto)のすぐ近くでした。

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ポルト大聖堂のファサード(正面)。全部写せないほどの大きさ。市内で最も古い建造物で、何十年もかけて13世紀に完成した大聖堂です。

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ポルト大聖堂内部の礼拝堂。ちなみに、大聖堂は何世紀にも渡って増改築が繰り返されており、様々な時代の建築様式を見つけることができます。

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ポルト大聖堂前から見たポルト歴史地区の風景。中央やや右に突き出た塔がクレリゴス教会(Igreja e Torre dos Clerigos)、左のほうに見える教会がサン・フランシスコ教会(Igreja de Sao Francisco)、その右に広がる建物がボルサ宮殿ではないかと。違ってたらごめん。

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さて、ポルタ大聖堂の東側の道路を抜けて、ここからポルトの最大の観光名所と言える、ドン・ルイス1世橋(Ponte D.Luis I)を歩いて渡ることにしますよ。前方に見えてきましたね。中央を線路が走っています。線路の脇を歩くのです。

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ここからドン・ルイス1世橋を渡ります。すごい高さ。こちら側がドウロ川の北岸で、向こう側が南岸。

この橋はエッフェル塔を作ったエッフェルの弟子の一人、テオフィロ・セイリグによって設計され、1886年に完成した橋。その当時のポルトガル国王で開通式にも出席したルイス1世の名がつけられました。

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ドン・ルイス1世橋から見たドウロ川沿岸。うわー人が小さい!なんとなくイタリアのベネチアのリアルト橋からの風景を思い出しますが、ベネチアに比べたら川幅も高さも規模が違いすぎる。

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北岸の歴史地区を見た様子。急峻の丘陵の上にポルト大聖堂が建っているのが分かりますね。他の観光客も橋からどんどん写真を撮っています。


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