銀閣寺こと、臨済宗慈照寺に行ってきました。
中学校の修学旅行で金閣寺には行ったものの、銀閣寺に行くのは実は今回が初めて。
足利義政の時代、金閣の頃とは違って不況だったために質素に作られたことで知られる銀閣。
でもこの奥ゆかしさが、日本らしい美しさを醸し出しています。
慈照寺は日本庭園がとにかく見事。
池に浮かぶ白鶴島を、仙袖橋と仙桂橋が左右の岸につないでいます。
義足利政の持仏堂である国宝の東求堂。
義政が書斎として用いていた建物であり、東山文化を花開かせたサロンとしての意味合いを持つ、
この時代を動かした建築物でもありました。
銀閣の境内ではぐるりと山道を回ることができるのですが、
山道から見た観音殿をはじめとする建物の数々もとても美しいです。
ここも外国人観光客が多く、たくさんの人がここで記念撮影をしていました。
入口とは逆側から見た、観音殿。美しい。
この日は大雨でしたが、雨でもまたしっとりと美しいのが日本庭園のいいところです。
銀閣から南禅寺のほうへと伸びる「哲学の道」。
哲学者の西田幾多郎が思索しながら散策したという未知で、日本の道100選にも選ばれています。
静寂の小川に沿った道で、桜の季節も新緑の季節も雪の季節も、どれも美しいと言います。
哲学の道の付近には、おしゃれなカフェや食事処などがいろいろとオープンしています。
この日は、フランス料理店でランチにしました。
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